私の仕事はプレス担当ですが、ひとことでプレスといっても、その仕事内容は多岐にわたり、サロンワーク以外のことに関するすべてのことといってもよいでしょう。スタッフのスケジューリングから、プロモーションや雑誌の撮影、セミナーの段取りなど、さまざまなことを手がけています。もともとはサロンレセプションの仕事を10年間やってきましたが、そのとき経験したことは、いろいろな意味で大きな収穫でした。サロンの在り方や運営の仕組みを理解したり、人とのネットワークが広がったという意味でも、現在の仕事に大きくつながっていると思います。今GARDENにはレセプションが8人、プレスが3人いますが、プレスもレセプションもGARDENの「顔」として、GARDENというサロンを発信していくための大切な存在。そんな美容室のプレスやレセプションという仕事の必要性を外に向けて広めていくのも、私の使命だと思っています。 GARDENには大学生やOL、主婦の方と、実にさまざまなお客様が来店されます。さらに大学生の方がお母様をご紹介してくださったり、主婦の方がお子様や旦那様を連れてこられるので、お客様の層は本当に幅広いです。なので、掲載する雑誌も中学生向けの『ニコラ』や男性誌など、ジャンルを問いません。ターゲットの客層を狭めることなく、むしろさまざまな年代のニーズに応えていくことのできる「開かれたサロン」を目指しているからです。
ideal SERIESは、中身はもちろん、バスルームに置きたいと思えるようなパッケージデザイン、刺しゅう入りのエコバッグまで、持ち帰る楽しさや家で使う楽しみまで考えて、こだわって作られています。誰かにプレゼントするのもよし、自分へのごほうびにするのもよし。エコバッグは小物入れとして使ってもらえると嬉しいですね。 他にも、セレクトショップ“Shinzone”さんとのコラボ商品でシュシュを作ったりしましたが、商品開発は慎重に吟味しておこなうようにしています。いろいろなお話もいただきますが、あれこれと手を出して中途半端になるようなことだけはしたくないからです。エステもネイルも取り入れていないのは、ヘアのプロフェッショナルとして確立していきたいから。髪のことならGARDENと思っていただけるような、100年続くようなブランドにしたいからです。商品開発やコラボ商品などは今のところヘア関連のみにとどめ、異業種に着手する予定はありません。 ただ、今後もひとつの表現に括ることなく、ブランドとして成長してくためには、さまざまな企画にもチャレンジしていかなければなりません。大事なのはブランドをどう表現していくか。そしてその指標となるのはお客様の声だと思います。お店に来てくださるお客様が応援してくださるかどうか、それを見極める必要があります。そのあたりを見誤らないよう、これからもGARDENというブランドをお客様と一緒に大切に育てていきたいと思います。