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Y.S.PARK
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TONI&GUY JAPAN
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1980年、Young-sooPark氏が代官山に第1号店をオープン。現在は、青山や六本木など都内に8店舗を展開している。 一人ひとりの魅力を最大限に引き出すスタイリッシュ&ナチュラルなヘアスタイルには定評があり、長年通い続けるファンも多い。ブラシやコームなどの美容道具、スタイリング剤、シャンプーなども自社で開発。今や世界中のトップデザイナーたちが認めるトップブランドになっている。
http://www.yspark.net/
ビコロジーから生まれる
最新のデザインを
世界に向けて発信
エコロジーという言葉が浸透するずっと以前から「Be-Cology=Beauty & Ecology(ビコロジー)」をテーマに掲げ、「SAVE THE EARTH----人を綺麗に、人と地球にやさしく」をモットーに展開をしているY.S.PARK。天然の木の香りが漂うアンティークな内装の各サロンから、最新のヘアデザインを発信するとともに、環境に配慮しつつも機能性を最大限に追求したこだわりのオリジナルプロダクツを、国内だけでなく世界中に送り出している。そんなブランディングの核となるフィロソフィーや今後の展開を、スタイリストとプレスを兼任している傳 礼央那氏に尋ねてみた。
理想のヘアデザインを創るためのオリジナルプロダクツ

第1号店の代官山店がオープンしたのは1980年ですから、Y.S.PARKは今年でちょうど30年になります。「ビコロジー」を提唱し始めたのは、プロダクツの開発がスタートした1987年頃のこと。シャンプーやスタイリング剤を作るときに、環境や人に良くないものを作るのはおかしいのではないか、と思ったのがきっかけでした。今でこそエコやオーガニックをうたっているサロンも多くありますが、当時はプロダクツもケミカルが主流で、環境に配慮しているサロンやプロダクツがほとんどなかった時代ですから、ずいぶん先駆的な試みだったと思います。
「使う人が作る人」という考えのもと、「速く、簡単、省資源」をキーワードに開発されたオリジナルプロダクツは、ケア剤やスタイリング剤などのいわゆる化粧品に始まって、ブラシやコームなどの美容道具、ファニチャーにまで広がり、現在ではかなりのアイテム数になっています。ファニチャーにいたっては、以前はスタッフが手作りしていたんですよ。手にケガをしたりしながら改良に改良を重ね、ずいぶん苦労したものです。

「機能性の最大」を目的にしているこれらのプロダクツは、実はすべてヘアデザインのために考え出されたものばかり。Y.S.PARKでは、理想のヘアデザインを創るために、「最小で最大の効果をあげる」ことができるプロダクツを開発しています。しかもヘアデザインは時代とともにどんどん移り変わっていきますから、それに伴い、プロダクツに関しても日々研究が続けられ、日々進化しています。
サロンからヘアデザインが生まれて、そのヘアデザインのためのプロダクツが生まれて、そうして長い時間をかけて、現在のY.S.PARKというブランドが確立されていったのだと思います。それが国内のみならず、海外の美容関係者からも高い評価をいただいている所以でしょうね。
 
企業風土はじわじわと自然に伝搬している

Y.S.PARKではオープン以来、「人を綺麗に、人と地球にやさしく」をモットーに、自分たちでできる小さなことから具体的に地球環境を配慮した政策を行ってきました。そんなY.S.PARKの思いを外に向けて発信していくのがプレスとしての僕の役割です。
また、社内において、オープン当初からのフィロソフィーを若手のスタッフへ伝承していくことも、プレス兼、中堅スタッフとしての僕の大切な仕事だと思っています。オーナーの長年の経験や思いを土台にして、スタッフのさまざまな声を取り入れて作った大きな枠を、会社全体のミーティングや職階別の勉強会、または日々のサロンワークのときなど機会あるごとに、少しずつ上から下へと伝えていくこと、技術とともにY.S.PARKそのものを伝承していくことが大事ですね。

もっとも、現在、約80名のスタッフがいますが、もともとエコとか環境に興味のあるスタッフが多いように思います。昔から「ビコロジー」を提唱している会社なので、企業理念をある程度、理解して入ってくるスタッフが多いのでしょう。だから思いは伝えやすいです。こうしたことはマニュアルだけで伝えられるものじゃない。空気と同じで少しずつ自然に伝搬していくものだと思います。サロンワークの中でも、みんなでいろいろ実践していますよ。たとえば、カラーリングだったら薬剤を無駄にせず、最低限の量で最大の効果が出せるように工夫したりしています。

アーユルヴェーダのメニューに関しても、古代インドの伝統医学「シロダーラ」を現地で学んだオーナーがスタッフ一人ひとりに伝えていったもののひとつです。5年ぐらい前にメニューに取り入れましたが、今ではスタッフ全員がマスターしています。
メニューはナチュラルセサミオイルを使用した「シロアヴィヤンガ」と「シロダーラ」の2種類。これらは現地の技術を日本の美容室向けに改良したもので、蓄積した毒素や老廃物を取り除いて健康でツヤのある髪の育成を促し、体内の各組織の細胞を強化して体の内側から健康を維持するメニューです。これも「ビコロジー」の一環ですね。

美容技術の輸出という今後の役割

 

ただ、このようにY.S.PARKというと、オリジナルのプロダクツや環境に配慮した政策にフォーカスされがちですが、原点はもちろんヘアデザインです。最近はアジアに向けても、積極的にデザインを発信しています。2010年の2月にはシンガポールで行われたイベントに参加しました。Y.S.PARK の社内でスタッフが受けるテストがあるのですが、その検定を基準にしたコンテストが開催され、優勝者を日本に呼んで教育を受けてもらうというような試みも行いました。
また、4月には中国で開催されたヘアショーにも参加し、日本の技術を伝えるという役割のもと、アカデミーも2日間開催しました。日本の技術やヘアデザインに憧れを持っている人がたくさん集まりましたよ。
今までも海外に向けてオリジナルのプロダクツやヘアデザインを発信してきましたが、これからはもっと積極的に、世界中に日本の美容技術を輸出していきたいと考えています。それが今後のY.S.PARKが担っていく役割なのだと思います。
 

 
 
オリジナルのヘアケアシリーズやスタイリング剤は、どれも髪や頭皮にやさしく 、
ヘアデザインのために考えられたものばかり。

2010年2月に中国で開催されたヘアショーに参加したときの掲載誌。
 
世界中で愛用されている、Y.S.PARKこだわりのブラシやコーム。
 
2010年春夏のイメージビジュアル
傳 礼央那
LEONA DEN
1979年生まれ。2000年よりY.S.PARKに入社。2005年よりpress assistantを兼任。現在、スタイリスト兼pressとして、ファッション誌・業界誌・カタログなどのヘアメイクをはじめ、ホームページの製作など、様々な広報活動に携わっている。

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